偏頭痛とはどんな病気?

偏頭痛は慢性頭痛の代表的な頭痛ですが、その原因ははっきりと分かっておらず、また、現代医学では完治できないとも言われている病気です。偏頭痛の患者さんは一般的に「頭痛もち」と呼ばれ、一生この頭痛と付き合って行かなければなりません。

偏頭痛の症状の一般的特徴は、月に数回から週に数回、数時間から数日の範囲で強い頭痛が続きます。痛みは名前のとおり、頭の片側がズキンズキンまたはガンガンと脈打つように痛みます。歩いたり階段を降りたり動作をすることで、痛みが増し、また、光や音でも痛みが酷くなります。さらに、吐き気や嘔吐を伴う事もあります。

酷くなったら動けなくなるほど辛い偏頭痛ですが、目がチカチカする閃光暗点などの前兆を伴う事が多いようです。この前兆を感じたら予防薬や鎮痛剤を飲んで静かな薄暗い部屋で安静にすることで、予防または軽減する事が出来ます。偏頭痛の頻度が多い人は、特に、自分に合った薬を常備しておきましょう。

直接の原因は解明されていない偏頭痛ですが、頭痛を起こす誘因は色々と分かってきています。睡眠不足や睡眠過多、激しい疲労や精神的ストレス、また逆に、のんびり・ダラダラし過ぎ等でも偏頭痛を起こすと言われています。ですから、規則正しい生活やバランスの取れた食事、運動などにより、自分の意思で偏頭痛を起しにくくする事が出来るはずです。


頭痛・偏頭痛の原因を知ることから始めよう!

偏頭痛の原因は、血管が拡張して周りの神経が引っ張られることにより痛みが起こると言われています。血管が拡張する原因は人によって異なりますが、緊張状態からの解放、睡眠不足などの生活リズムの乱れなどによる精神的・身体的バランスの崩れに起因することが多いようです。一方で、飲酒や特定の食品、温泉やサウナ等の外的な要因が原因で偏頭痛を起こすこともあります。また、休日のぐうたらや昼寝のし過ぎなどの過度なリラックスでも偏頭痛を起こす人もいるようです。自分の偏頭痛を起こす原因と兆候を正しく理解し、予防に努めましょう!

十分に注意していても偏頭痛が起こってしまったら、それぞれのタイプに応じて適切に対処します。一般的な対処法は、光や音を避け暗く静かな部屋で安静にするとともに、こめかみや痛む部分を冷やすか血管を圧迫します。併せて病院で処方された薬や市販の鎮静剤を活用したり、コーヒーやお茶に含まれているカフェインを利用することで、痛みを和らげることができます。自分の症状に合った対処方法を見つけて適切に対処してください。でも、何よりも適度のストレスと規則正しい生活を続けていくことが、全ての病気の予防策なのは言うまでもありません。

詳細は、頭痛・偏頭痛の原因の項目で紹介しています。

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